コワーキングスペースで電話はNG?必ず守りたいルールとは
コワーキングスペースはさまざまな方が利用している場所です。そのため、マナーを守って利用しなければ周囲に迷惑をかけてしまうことになりかねません。ここでは、コワーキングスペースでのマナーと電話をする際はどうしたらよいのかなどをまとめています。コワーキングスペースの利用を検討している方はぜひチェックしてくださいね。
コワーキングスペースで電話してもいいの?
カフェのような広々とした空間でたくさんの人が仕事や勉強をしているコワーキングスペースは、電話の際に注意しなければならないことがあります。集中して仕事や勉強をしているときに、電話の音が鳴ったら、集中力が途切れてしまいますね。そのようなことを考えて、電話はマナーモードにしておきましょう。
もし、コワーキングスペースを利用しているときに電話が鳴った場合は、その場で取らずに場所を移動しましょう。コワーキングスペース内で電話に出るのは避けてください。電話の使用が許可されているケースもありますが、周囲の人のことも考えると、ブースを出て電話をするのがベストです。
オープンスペースではなく、通路に出て話す、電話専用ブースを利用するなどしてください。もし電話が多い仕事をしている場合は、個室があるコワーキングスペースを利用するのがおすすめ。個室なら電話もしやすいです。コワーキングスペースを利用している人の間で、騒音問題として挙げられているのは、話し声や電話の声がもっとも多いです。
会話やリモート会議時のマナー
コワーキングスペースでは、リモート会議に出席しなければならない場合もあるでしょう。そのような場合、話してもOKなコワーキングスペースなら、そのまま会議に出席することはできますが、周りの音が気になって会議に集中できないということもあると思います。
コワーキングスペースでは、会議専用のブースが用意されていることもあるうえ、個室を利用することで集中して会議に参加しやすくなります。会議を行う際は、専用のブースを使うようにしましょう。
そのほかに気になる「音のマナー」
コワーキングスペースでは、話声や電話の声以外にも気になる音があります。たとえば、パソコンのタイピング音や、電卓のタイピング音、タブレットの操作音などが挙げられます。
とくにタブレットやスマートフォンの音は、突然大きな音が鳴った場合、周りの人が驚いてしまうようです。これらの音はバイブや一番小さな音に設定しておいたほうがよいでしょう。
パソコンや電卓の音は、そこまで大きな音が出るものではありませんが、敏感な人は気になってしまうこともあるようです。この音が気になる場合は、自分で対策を取るしかありません。たとえば音が気にならない個室を利用するか、耳栓をして作業するなどがあるでしょう。
他にも、椅子を動かす音や、扉を閉める音など、気になる音は人によって違います。お互いが気持ちよく使うことができるように、できるだけ気にかけて行動するようにしましょう。最低限のマナーは守ってください。
コワーキングスペースのルールに従おう
コワーキングスペースは、それぞれ利用規約が設けられています。利用規約を確認して、コワーキングスペースのルールを守って利用してください。利用者間のトラブルとならないように注意しましょう。会話禁止、通話禁止としているスペースが用意されていることもあります。そのような場所では、話ができないので注意しましょう。
防音対策がしっかりされているコワーキングスペースも
音が気になってしまうという人のために、しっかりと防音対策をしているコワーキングスペースもあります。防音壁や音を吸収してくれる床などを使用することで、大きな音が出にくいように工夫されているのです。このようなコワーキングスペースを利用することで、より気持ちよく仕事ができるのではないでしょうか。
壁ごとに仕切りが用意されている
集中しやすいように机ごとに仕切りが用意されているコワーキングスペースもあります。机ごとに仕切りがあることで、周囲を気にしないで作業できるうえ、音も聞こえにくくなります。
防音部屋がある
電話やZOOM会議、テレワークなどに利用できる防音部屋が用意されているコワーキングスペースもあるようです。個室となっていて、仕事も集中しやすいです。会議でも発言しやすくなるでしょう。
無料の通話専用ブースは助かる
個室や会議室などを利用する場合、別途費用がかかることがあります。無料の通話ブースが用意されていれば、電話がかかってきたときも利用しやすく助かります。コワーキングスペースによって、用意されている場合とそうでない場合があるので事前に確認しておくとよいでしょう。
コワーキングスペースで電話する際のマナーや音のマナーについてお伝えしました。集中して仕事をしている人は、ちょっとした音が気になってしまうこともあります。オープンスペースではできるだけ音を出さないように作業するように注意しましょう。